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工場の組み立ての仕事とは?メリットや向いている人、向いていない人をご紹介

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工場の仕事の中でも、「組み立て」行程には比較的多くの求人があります。

みなさんはものづくりには欠かせない、組み立ての仕事内容についてご存知でしょうか?

今回は、組み立ての仕事内容やメリットとあわせて、組み立て工程に向いている人・向いていない人をご紹介します。

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組み立ての仕事内容とは

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組み立て行程とは、いくつかの部品を組み合わせ、製品を作る作業行程です。例えば、加工された部品を電動ドライバーや六角レンチなどの工具を用いて接合します。

部品をビスで留めたり、はんだ付けをしたりと、担当する工程によって作業内容は大きく異なります。

一般的に、ロボット溶接などで大型の製品を扱う場合には「組み立て」、電子部品など小さい部品を扱う場合、「組み付け」と言います。

ただし、メーカーによって呼び方が異なるため、面接時または事前に確認が必要です。

例えば、キヤノン株式会社では、細かい部品を扱う部署を「組み立て」と呼んでいます。

また、組み立て工程にはライン作業とワンオペ作業があります。ベルトコンベアで流れてくる部品を扱う作業を「ライン作業」、個人に与えられたスペースで行う作業を「ワンオペ作業」と言います。

どちらの組み立て作業が向いているのか、自身の性格・気質から判断して応募しましょう。

 

組み立て作業のメリット

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あらゆる工場において多くの人員を必要とする組み立て行程ですが、この仕事に応募するメリットはいったい何なのでしょうか。

3つのメリットについて、各項目で詳しく説明します。

 

メリット①:スキルや資格が不要

何と言っても、特別なスキルや難しい資格がなくても働けるということが最大のメリットです。

スキルや資格がないと応募できない企業や部署もありますが、ほとんどの場合、スキル・資格なしでも応募を受け付けています。

さらに、組み立て工程は工場のなかでも多くの人員が必要であり、募集数が多いことが特徴です。すぐに就職したい方にはピッタリの職場と言えるでしょう。

また、スキルがなく全くの未経験者であっても、先輩による講習などから作業を習得でき、比較的早く仕事に慣れることができます。

また、組み立て作業のほとんどは立ち仕事となるため、立ち仕事が苦にならない人にもオススメです。

立ち仕事と言ってもプラスチック部品の組み立てなど軽作業であれば力を必要としないため、体力に自信がない女性でも活躍することが可能です。

冷暖房がある快適な職場も多く、ストレスなく働くことができることも嬉しいポイントです。

 

メリット②:コツを掴むまで時間がかからない

ふたつめのメリットは、コツを掴んで作業スピードが上がるまでに多くの時間を必要としないことです。

一見難しそうに見える作業でも、何度か作業しているうちに習熟し、コツを掴むことができる人がほとんどです。

高度なスキルを必要とする職場は少なく、多くの職場では未経験者でもすぐに作業を進めることができるでしょう。

職場によっては、作業に入る前にOJTやDVD研修などわかりやすい説明が受けられる場合もあります。

早く仕事に慣れることができれば、社会に貢献している充実感もすぐに得ることができます。

 

メリット③:ものづくりの醍醐味を味わえる

最後のメリットは、「ものづくりの醍醐味を味わえる」ことです。

組み立て工程は、実際に部品を手に取って組み上げていく作業が中心となるため、自分が今まさに製品を作っているという実感が得られます。

「自分が作った製品を誰かが購入し、どこかで使用してくれている」、そんな満足感が得られることは、まさにものづくりの醍醐味であると言えます。

満足感を得ることは、働く原動力にもなるでしょう。

 

組み立て作業に向いている人

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組み立て工程では、製品不具合やトラブルなどが発生しない限り、ほとんど毎日同じ作業を繰り返します。

では、いったいどのような人が組み立て作業に向いているのでしょうか。組み立て作業に向いている人の特徴について、各項目で詳しく説明します。

 

向いている人①:単純作業が好きな人

組み立て工程は、自分の与えられた役割をこなすことが中心となります。

配置換えなどがない限り、毎日同じ工程を担当することになるため、単純作業が好きな人・苦にならない人に向いています。

一方で、製品不具合やトラブルが発生した際は臨機応変に対応する必要があります。

 

向いている人②:コツコツした作業が好きな人

コツコツした作業が好きな人や、何かを作り上げることに喜び・やりがいを感じる人は、組み立て作業に向いています。

部品を組み上げて製品を完成に近づけていくことが「楽しい」と感じる職人気質な人には特にオススメです。

ものづくりを通して充実感・満足感が得られ、やりがいを感じながら働くことができるでしょう。

 

組み立て作業に向いていない人

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反対に、組み立て作業に向いていない人とはいったいどのような人なのでしょうか。

組み立て作業に向いていない人の特徴について、各項目で詳しく説明します。

 

向いていない人①:同じ作業を続けるのが苦手な人

組み立て工程は、単純作業であることが多く、毎日同じ工程を担当します。例えば、電動ドライバーでとある部品を組み立てる担当であれば、毎日電動ドライバーで同じ部品を組み立てることになります。

急に他部品・他作業の担当になることはまずありません。そのため、同じ作業を続けることが嫌いな人・苦手だと感じる人には向いていないと言えます。

組み立て部署はどちらかと言うと職人気質な人が多い職場であり、同じ作業を淡々とこなすことが求められます。

同じ作業をこなすことが苦痛に感じる場合、他の職場を検討したほうがよいかもしれません。

また、組み立て作業は多くの場合立ち仕事であるため、立ち仕事が苦痛に感じる人には向いていない可能性があります。

 

向いていない人②:飽きっぽい人

組み立て工程は、毎日同じ工程を担当することになるため、長い間勤務しているとその仕事に飽きてしまう可能性があります。

配置換えなどがない限り同じ作業を繰り返すことになり、飽きっぽい人には苦しい環境であると言えるでしょう。

自身の性格について、「飽きっぽい」「毎日同じことを繰り返したくない」と感じる場合は、組み立て以外の職場を検討したほうがよいかもしれません。

新しいことに挑戦するというよりは、同じことをコツコツ続けるほうが好きという人にオススメの仕事です。

 

まとめ

工場の中でも求人数が多く、特別な資格やスキルを必要としない「組み立て」作業ですが、ものづくりの醍醐味を味わい、やりがいが感じられる素晴らしい仕事です。

単純作業が苦にならない人や、コツコツした作業が好きな人に向いており、毎日楽しみながら働くことができるでしょう。

仕事をスタートしてから作業に慣れるまでの時間が比較的短く、すぐに戦力となれることもポイントです。社内講習やOJTなどでスキルが身に付く企業が多く、長く勤務することでさらに習熟度が上がり作業時間は短くなっていくでしょう。

また、ライン作業であれば、周りの人とのコミュニケーションも楽しみのひとつです。

仕事をしているうちに職場の同僚と打ち解け、仲良くなることができればストレスなく働くことができます。

反対に、黙々と作業をこなす職人気質な人はワンオペ作業の職場が合っているでしょう。自身の性格に合った組み立て職場に応募し、日々やりがいを感じながら仕事に邁進できると良いですね。

 

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