「車の運転が好き」や「前職よりも待遇が良い」といった理由から、トラックドライバーの求人に関心を寄せる方は非常に多いです。一般的に男性の多い仕事と思われてきましたが、昨今労働環境の改善が進み、女性のトラックドライバーが増えてきています。
今回は、トラックドライバーへの転職希望の方や求人に関心のある方に向けて、自分に適性があるのかについてわかりやすく解説していきます。トラックドライバーに向いている人・向いていない人の特徴をご紹介しますので、ご自身の性格と照らし合わせて適性を見極めていきましょう。
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トラックドライバーの仕事内容と給料事情
まずは、トラックドライバーの一般的な仕事内容や気になる給料事情についてご説明します。
仕事内容
トラックドライバーの仕事は、依頼された荷物を指定の場所にトラックで送り届けることです。運転するトラックの大きさは、運送する荷物のサイズによって変わってきます。また、走行距離についても、近距離・中距離・長距離とあり、どれが向いているのかについては、ドライバーの性格と深くかかわってきます。
荷物の内容は、ホームセンターの資材や工具、日用品以外にも、危険物指定のガソリンなどを運搬することがあります。仕事の流れとしては、運送会社に出勤し、トラックに荷物を積み込み、目的地に到着したら自分で荷下ろしを行います。
女性の場合、荷物の荷下ろしについては、運送先の社員の方に委託できるケースがあるため、応募時に確認してみましょう。
給料事情
トラックドライバーの平均年収に関するデータは、さまざまな場所で公開されています。そのため、2018年に国土交通省で公開された「トラック運送業の現状等について」の情報を参照すると、2016年時点大型トラックドライバーの平均年収は447万円、中型トラックドライバーで399万円となっています。
【参照記事】トラックドライバー平均年収・給料
【厳選】トラックドライバーに向いている人10選
実際に、トラックドライバーはどのような人が向いているのでしょうか。次に、向いている人の特徴についてご説明します。
向いている人①:正社員になりたい
現在、トラックドライバーは、正社員として雇用されやすい傾向にあります。そのため、正社員を目指している方に非常におすすめです。
向いている人②:運転が好き
トラックドライバーは、距離に関係なく運転することが主な仕事となります。そのため、車の運転が好きな方は、トラックドライバーに向いています。
向いている人③:ストレスに強く体力に自信がある
運転していると、次のような状況に陥ることがあります。
- 前の車の速度が遅い
- 配送先のお客さまが督促してくる
- 目的地までの道のりで渋滞する
- 運搬する荷物が想像以上に重たい
上記のような状況で感情を表にだしてしまったら、客先でトラブルになってしまいます。そのため、ストレスに強く体力に自信のある方は、トラックドライバーに向いています。
向いている人④:しっかりと給料を稼ぎたい
年収で400万程度稼げるというのは、この仕事の魅力のひとつといえます。そのため、しっかりと給料を稼ぎたい方に向いています。
向いている人⑤:一人の時間が苦痛にならない
トラックドライバーは、一人で目的地まで運送するケースが多いです。そのため、一人の時間が苦痛にならない方に向いている仕事です。
向いている人⑥:単純作業が好き
トラックドライバーの仕事は、ほとんど毎日同じ仕事内容になるケースが多いです。そのため、繰り返しの単純作業が好きな方に向いています。
【関連記事】単純作業しかできないけど大丈夫?仕事例や向いている人の特徴を解説
向いている人⑦:ルールやマナー・時間が厳守できる
荷物の内容によっては、細心の注意を払ったり、絶対に守らなければいけないルールがあったりします。また、決められた時間までに仕事を終える必要があるため、ルールやマナー・時間が厳守できる方に向いています。
向いている人⑧:冷静な判断ができる
依頼された内容によっては、優先順位をつけながら配送を頼まれることがあります。そのため、どのような状況でも冷静な判断ができる方が向いています。
向いている人⑨:責任感が強い
トラックで交通事故を起こしてしまうと、大きな被害につながりやすいです。そのため、運転に対して責任感が強い方に向いています。
向いている人⑩:きれい好き
トラックは、専用車両でなければ他のスタッフと使いまわすことになります。そのため、きれい好きで他の人のことを考えて使える方に向いている仕事です。
【注意】トラックドライバーに向いていない人6選
一方で、どのような特徴があるとトラックドライバーに向いていないのでしょうか。
向いていない人①:運転が苦手
運転するとドキドキする方や車に乗ることが嫌いな方は、トラックドライバーには向いていません。そのため、運転の苦手な方はやめておきましょう。
向いていない人②:長時間拘束の仕事ができない
長距離ドライバーともなれば、日付が変わっても配送しなければいけないことがあります。家庭の事情により、長時間拘束の仕事ができない方は、やめておきましょう。
向いていない人③:ルールやマナー厳守ができない
荷物の運び方に気をつけるのはもちろん、運転速度や運転標識にも配慮していないと交通違反となってしまいます。そのため、ルールやマナーが厳守できないと難しい仕事といえます。
向いていない人④:約束の時間が守れない
決められた時間までに運送する必要があるため、約束の時間の守れない人には、この仕事は向いていません。
向いていない人⑤:短気
短気の人は、運転や配送先の方とトラブルになりやすいです。感情を抑えるのが難しい方は、やめておきましょう。
向いていない人⑥:コミュニケーションが苦手
トラックドライバーは、運送会社の人以外にも、配送先の方とのコミュニケーションが必要です。そのため、コミュニケーションが苦手な方には向いていません。
義務化された適正診断4選【トラックドライバーになりたいあなたへ】
トラックドライバーになりたい方は、適性診断を受ける必要があります。それぞれの適性診断の特徴をご説明します。
適正診断①:初任診断
トラックドライバーの経験の有無に関係なく、運送会社で働く場合は、初任診断を受ける必要があります。診断結果から交通事故防止のための知識が得られます。
- 時間 約1時間40分
- 費用 4,800円
- 受診時期 就業開始1ヵ月以内
適正診断②:適齢診断
65歳以上のドライバーは、適齢診断で判断力や瞬発力を認識し、事故を防止するための勉強を行います。
- 時間 約1時間40分
- 費用 4,800円
- 受診時期
(旅客)65歳を境に1年以内に受診(75歳まで3年に1回受診)
75歳以上は、毎年1回受診 - 受診時期
(貨物)65歳を境に1年以内に受診
その後、3年に1回受診
適正診断③:特定診断Ⅰ
特定診断Ⅰは、交通事故を起こした方が受ける講義で事故防止に役立つ運転スキルや助言が得られます。
- 時間 約2時間
- 費用 9,300円
- 受診時期 事故後、再度事業用自動車に乗務する前
(事故後、1ヵ月以内)
適正診断④:特定診断Ⅱ
特定診断Ⅱは、死亡事故・重傷事故を起こした方が受ける講習です。受講者がどのような運転傾向があるのかを探りながら、事故防止に役立つ助言が得られます。
- 時間 約5時間~5時間30分
- 費用 29,900円
- 受診時期 事故後、再度事業用自動車に乗務する前
(事故後、1ヵ月以内に実施)
まとめ
運転や一人の時間が比較的好きな方は、きっとトラックドライバーに向いているといえるでしょう。トラックドライバーは、正社員を目指しやすく年収も400万前後と比較的高い水準となっていますので、ぜひ働いてみたいという方は求人を見てみることから始めてみましょう。
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